STUTS
Alfred Beach Sandal
RITTOインタビュー

2019/2/28

2018年12月1日に、中島公園のなかにある洋館「豊平館」にて、OTO TO TABIのスターティングパーティ“RITTO”を開催しました。
出演アーティストはSTUTSとAlfred Beach Sandal。
この日は「今年は積もるのが遅い」と言われていた雪が、とうとうどっさり積もった日。でも、開拓時代に建てられた洋館の中は、音楽のあたたかさと熱気で溢れていました。
そんなライブを行ってくれたお二人に、話を聞きました。

ーお二人は、北海道にどんなイメージをお持ちですか。

STUTS:そうですね、広くて、ごはんがおいしいってイメージです。

Alfred Beach Sandal。(以下ABS):米うまいなあ、みたいな。空気ごとうまい。だいたい何食べてもおいしいですよね。

ー今日のライブに関してですが、まずABSさん、豊平館っていう場所と楽曲がとてもマッチしていましたよね。あのレトロな雰囲気のなかで聴くと、失われた時間のなかにいるみたいな感じがしました。ライブへはどのように挑まれたのでしょうか。

ABS:会場の場のパワーはすごく感じました。あまり深く考えないでやってみて、歌ったときに「どういう感じかな?」みたいな、フィーリングです。

ー今日はギター一本でのライブでしたよね。アコースティックな音へのこだわりや、想いはありますか。

ABS:そうですね、いま弾いているガットギターが自分には合っているので、最近はわりとそういう時期です。

ーSTUTSさんは、今日のライブはいかがでしたか?

STUTS:楽しかったです。お客さんの雰囲気が本当にあたたかくて。今日はビーサンさんと久しぶりに一緒にできたりしたので、すごく楽しかったです。

ー今日のお客さんや会場の雰囲気はいかがでしたか?

ABS:すごくウェルカムな感じで、優しかったです。

STUTS:けっこう、北海道のお客さんってそういうあったかいイメージあるかもしれないですね。

ー今日はお二人のライブをめがけて、たとえば帯広など遠方から来てくれた方もいたみたいです。

STUTS:帯広って遠いんですか?

ー札幌から200キロくらいでしょうか。

ABS & STUTS:200キロ!?

STUTS:ありがとうございます!

ーお二人がそろうライブは、最近だとどのくらいあるのですか?

STUTS:多くないです。今年は4月に一回だけでした。

ABS:去年はEPを出したので一緒にライブで回りましたが、それが一段落したらあとはそれぞれですね。

ーSTUTSさんにお聴きしたいのですが、前回のOTO TO TABI(2018年3月)の時と比べて、どうでしたか?

STUTS:今回は2枚目のアルバムを作ったので、そこからの曲をいっぱい演奏して、3月のライブとは全然ちがうものになりました。やっぱり新しいアルバムを出してライブをできたっていうことが嬉しいですよね。3月のときは、基本的に1枚目のアルバムからの曲が多かったので。

ー前回、OTO TO TABIに出演されたときは、どんな印象を持ちましたか?

STUTS:変わった場所でやっているフェスだなと思い、すごくおもしろかったです。北海道には、北海道ならではのものが多いなと思いますね。ご当地グルメも多いし。

ーお話を聞いていると、STUTSさんのルーツはやっぱりヒップホップなんだなあという印象を受けますが、ABSさんのルーツはどのような音楽なのでしょうか?

ABS:ルーツって言われると難しいですね。ブラジル音楽とか聴きます。

ー楽曲のあの“ゆるさ”はどこからきているんですか?

ABS:性格です(笑)。あんまりがんばりたくないなあ、みたいな(笑)。

ーでもそれが、あの独特のあたたかさに繋がっているのかもしれませんね。

ABS:そうだといいなあ、と思います。ヒップホップも好きで、聴くは聴くんですよ。でもそれがルーツかっていうと、自分の場合は違うんです。ブラックミュージックとかヒップホップの、グルーヴとかスイングしてる感じはかっこいいなと思う。わりとそういうところでSTUTSさんと話は合います。

STUTS:そうですよね!

ー最後に、北海道のファンのみなさんへメッセージをお願いします。

ABS:“ありがとう”しかないですね。広いので、いろいろ回ってみたいです。

STUTS:今日は来てもらってありがとう。もっと北海道へ来たいし、色々なものを食べたいです。札幌以外もいつか行ってみたいですね。

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