しゃけ音楽会2023

タデクイ

北海道を拠点にvo.下倉幹人、ba.廣野大地、dr.OMIからなるスリーピースバンドとして活動している。
バンド名はことわざの「蓼食う虫も好き好き」から。それぞれに自分らしくをコンセプトに、ジャンルに捉われないタデクイらしい音楽を作り上げる。

活動拠点の阿寒湖畔にて毎年開催されているアイヌ文化、現代音楽の交わりによるイベント「ウタサ祭り」では、2022、2023年度に出演。伝統楽器レックタルを使用したセッションや、ゲストにミュージシャンの中村佳穂を迎えた楽曲を演奏した。

STAFFより

今年の新しい取り組みとして<オープニングアクト>という枠で、北海道の未来を担う次世代のアーティストに出演してもらうことにしました。
今回出演してもらう「タデクイ」は、阿寒湖アイヌコタンで結成された、高校生を含むまだ10代の3人組バンドです。

ただ、まだ10代と言ってももうすでに活動の幅は広く、ボーカルの下倉幹人さんは映画「アイヌモシㇼ」で主演を務めたり、今年2月に行われた「ウタサ祭り」では、中村佳穂さんをタデクイのステージに招いてセッションを行なったり。
*このウタサ祭りでのライブはYoutubeにアップされているので、ぜひ。

自身のおかれた環境に対する葛藤など、自分の言葉や音楽でそれを表現できていること自体がとても魅力的なバンドで、ウタサ祭りでは、舞台裏で同世代であるGEZANのヤクモアさんと遊びながらセッションしている姿にも心を打たれましたし、バンドとして札幌でも積極的にライブ活動をしており、昨年末にcube gardenで行われたLAUSBUBのリリースツアー札幌公演にも参加したり、PROVOでのタデクイ自主企画にはDMPCやtattletaleが出演し、DJには過去のOTO TO TABIで七尾旅人さんのステージにも上がったあのsooichiroくん(!)なども呼んだり。

垣根を越えて色々アクションを起こしているこの世代に勢いを感じつつ、これからどんなシーンが生まれてくるのかとても楽しみでもあり、どんどんバトンを渡していきたいと思っています。
それと、うれしかったことのひとつに、昨年のしゃけ音楽会にタデクイ全員で遊びに来ていて、そこで今いっしょに企画をしたり遊んだりする人たちと出会ったとのこと。しゃけ音楽会がそういうきっかけになれること、本当にうれしいし、踏み台にしてどこまでも伸びていってほしい・・!

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