しゃけ音楽会2024

cero

2004年結成。メンバーは髙城晶平、荒内佑、橋本翼の3人。これまで5作のアルバムをリリース。3人それぞれが作曲、アレンジ、プロデュースを手がけ、サポートメンバーを加えた編成でのライブ、楽曲制作においてコンダクトを執っている。今後のリリース、ライブが常に注目される音楽的快楽とストーリーテリングの巧みさを併せ持った、東京のバンドである。

STAFFより

去年の夏のある日、自分たちの営むカフェに突然、覆面作家として活動するベストセラー作家のこだまさんが訪れてくれました。かねてより著書を置いていた当店をチェックいただいていて、フォロワーの方と会う場所にしてくれたという経緯でした。

こだまさんの著書「夫のちんぽが入らない」が、元は同人誌に短編エッセイとして掲載されたもので、ceroの「Orphans」制作のきっかけになっているというのは有名な話ですが、この本を初めて読んだとき、全く想像していなかった価値観と行動の軌跡と文章の表現が新鮮で辛辣で、視野が広がるというか、自分にとってとにかく衝撃的な一冊でした。
いち個人としてお店を楽しみに来てくれたこだまさんについ何でも話してしまいたくなってしまう気持ちを抑え、そして好きな作家さんが目の前にいることに対する興奮も抑えてどうにかその時を乗り切ったのですが、今年、念願だったceroの皆さんにしゃけ音楽会に出演いただけることになり、その時のことを思い出しながら改めてOrphansを何度も聴いています。

ceroの髙城さんのご家族が始めたという東京・阿佐ヶ谷のバー「Roji」を訪れたとき、いろいろな人が出入りしていて、周りの席から社会的な話題や音楽の真面目な話、店員さんとの会話が雑多に聞こえてきて、その先のゆるやかな交差が想像され、それがとても居心地が良く、なんて良いお店なんだろう・・!と、東京へ行くたびに訪れたい場所となりました。

文化的なこと、日々のこと、そこからのさまざまな方面への見えない・知らない連なりが、楽曲につながっているであろうことをいちファンとして感じていて、それを良いかたちでアウトプットにまですること、そしてそれを同じ時代にいながら目撃できることをうれしく思います。(コロナ禍で最初に有料配信ライブに挑戦したのもceroでしたが、その行動からの影響・余波もとても感じています)

去年のツアーでは、大所帯のメンバーの方々から奏でられる最新アルバムからの緻密な音色、そして踊れる曲もたくさんあって、熱量とグルーヴの本当に素晴らしいライブでした。まわりの観客の方々も、長年ファンだったであろう世代のみならず、10代の人たちまでもが満遍なく来ており、思い思いに楽しんでいた光景が良すぎました。
しゃけ音楽会は昼間帯の野外で、さらには子どもたちもたくさんいるであろう環境で、よりあらゆる方々と、ceroのライブで気持ちよく漂いたいです。

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